コロナ禍の施術方針

 2021年2月現在では、新型コロナウイルス感染症の治療薬とワクチンの実用化が急ピッチで進められていますが、まだ収束の見通しは立っていません。この感染症によって、交流会や親睦会、イベント等も本当に少なくなってしまい、マスク着用でお互いの顔を出さない会話、画面越しでの対人関係の維持など、これまでの生活様式も一変してしまいまい、この状況も当分の間続きそうです。
 鍼灸・マッサージの分野では、以前から施術時おける感染予防対策がしっかりと行われており、施術所内で季節性インフルエンザの感染拡大の例もほとんど無く、新型コロナウイルス感染症についても、鍼灸やマッサージによるクラスター発生の報告はありません。
新型コロナウイルス感染の後遺症として、味覚障害や倦怠感、筋力低下、咳嗽、呼吸困難、脱毛などが確認されています。
 倦怠感や筋肉痛、筋力向上などは、鍼灸やマッサージが施術効果を発揮できる領域に相当します。
ウィズコロナ・ポストコロナを見据え、地域住民の健康増進に努めるため、鍼灸やマッサージにおける感染予防について考えてまいります。